この想いが、あなたたちの元へ、届きますように――



なんかですね、上の動画を見ていたら、続編書きたくなりまして…。
歌詞載せます。

「届きますように」KOKIA

Dear my friend.

天国のあなた宛に手紙を書きました。
そっちでの1人暮らしは寂しくないですか?
足りない物はないですか?
欲しい物は何ですか?
1日1度くらいは 私を想ってくれていますか?
一緒に植えた花が、今頃花開きました。
あなたは風になって、私を包み込む。
あなたは光となって、私を導いてる。

最後に1つだけ聞いてもいいですか?
あなたの所から私は見えてますか?

あなたは風になって、私を包み込む。
あなたに今更なのに、伝えたい事ばかり。
Dear my friend. 届きますように

From your friend.
止まらぬ時間 変わらぬ願い〜届きますように

Dear...

天国の母上、父上、そっちでの生活は寂しくないですか?
足りない物、欲しい物は、ありませんか?

母上と父上との思い出は、私は幼い頃しかないので、
覚えてることは、とても少ないです。
それでも、母上達の温もりは、悠戯兄達と過ごしていた日々は、
しっかりと覚えているのです。
悠簀達を、見失ってしまってから、私は銀時達に助けてもらいました。
村の皆に、迷惑を掛けまいと、村から外へ出たはいい物の、
行く当てなど、あるはずのない私を、拾ってくれました。
銀時達は、戦争に出る、天人を倒すと、そう言っていて、
天人、その言葉を聞くと、どうしようもないくらいの
罪悪感が襲ってきて、それと同時に怒りも覚えていました。
そんな私を知ってか、知らずか、
今度は晋兄が、私に剣の稽古を付けてくださいました。
晋兄によると、私には、才能があったらしく、
すぐに強くなったそうです。きっと、北城家の血筋でしょう。
其処までしてもらって、戦争に出ないなど言えませんでした。
いえ、言うつもりなど、全くありませんでした。
そうして、銀時には『白夜叉』小太郎には『狂乱の貴公子』
晋兄には『黒き獣』辰兄には『星海の空』。
そう異名が付けられました。私にも、ついていたそうで、
後々、と言うか、最近土方さんに聞いてみたところ、私には
空に高く飛び立ち、
白い着物に紅の血を浴びるその姿、まさしく紅姫
無月の紅姫
そう付けられていたそうです。
無月とは、私があまりにも空高く飛び、夜の戦闘の時に唯一の光、
月を隠してしまうから。
きっと、天国にもその異名は届いていることでしょう。
母上達は、その様子をどうご覧になっていたのでしょうか。
とりあえず、嬉しくも、楽しくも無かったことと思います。
それでも、私は、あのとき…
ああしていく事しか出来なかったと思います。
きっと、いまから過去に戻れて何度でも、やり直せるとしても、
私は同じ道を、間違えてたとしても、何度でも、選び続けるでしょう。
「―――悠」
そうしないと、今、ここにいる、愛しい人の隣に
「―――悠」
私の名を呼ぶ、彼の隣に、いられなく、なりそうだから…。

「―――悠」
「…なぁに?」
「なぁに、って程でもないけど。
ただ…何、書いてんのかなー、と思いやして。」
「んー?絵」
「…何の?」
「……昔、母上達と、植えた、花。
あんまり詳しく、覚えてないんだけど…こんな感じだったよーな…」
「――悠、その花…。咲いてるトコ、知ってるぜィ」
「え、マジでか。
こんな絵なのに、よく分かったね…。」
「俺の絶好のサボり場所に、最近咲き始めてやした。綺麗だなァ、
と思いまして、この前じっくり見てきたもんで。行きやす?」
「―――うん。」

「へーぇ、ここが総悟の絶好のサボり場所…。」
「興味でも?」
「ううん、いつもここにいるのか、と思って。
次サボっていなかったらここから探しに来るか。」
「ゲ…。」
「冗談!」
総悟が、絶好のサボり場所にする理由が分かるような気もする。
陽がよく当たるし、風もよく来る。そのたび、草木がなびいて、
すごく、眠り心地がよさそう。
「悠、こっち!」
そう言って総悟が手招きをする。
「んー、どれぇー??」
「これ」
これ、と言って総悟が指さしたのは、あたしの頭の中に、心の中に、
そして何より、消えかけていた、
記憶の中に残っている、そのままの花だった。
「…う、ん...。これ、これ…。」
「ふーん、えーっと、名前はねィ…」
「勿忘草」
総悟がその花の近くにあったプレートに書いてある、
名前を読もうとしたのを遮って、あたしが声を発した。
何故だか、分からない。
どうして、あたしが言えたのか、覚えていたのかも、わからない。
けど、口が勝手に動いて、声が勝手に出た。
ワスレナグサ、と。
「…勿忘草、ねェ。花言葉は…?」
「えーっと、たしか…
あ!!」
「何でィ、びっくりした」
とは口では言っているものの、表情には表していないのが凄い。
って、そんなことどうでもよくて…
「花言葉はね、…耳かして。
          」
言い終わると、あたし達は顔を見合わせて笑った。

一緒に植えた花が、今頃花開きました。
見えていますか?遠くて、見えにくいでしょう。

母上、父上…。
二人に、今更なのに、伝えたい事ばかりです。
総悟のことも、もちろんですが、
戦争のこと、ストーカーとマヨラーな上司のこと、未だ無事でいてくれる戦友…。
それに、私は、まだ、お二人に、何も伝えていません。
あたしを、この世界へ連れてきてくれたこと
あたしを、温かく育ててくれたこと
あたしに、温もりを教えてくれたこと
喧嘩も、仲直りも、お喋りも、コレと言っていいほど、してません。
それに...お礼も、言っていません。
でも…

最後にひとつだけ、聞いてもいいですか?
二人の処から、私達は、見えていますか?
聞こえていますか?この声が、この想いが…。
聞こえていると、そう信じて…。
送ります、お二人に。
届き、ますように

From...悠

花言葉は、「私を忘れないで」「誠の愛
    忘れられるわけがない、二人の温もり

誠の愛を、届けたいのは、ただ一人。
    想いを届けたいのは、遠い遠い、お二人に


〜届きますように〜



あとがきという名の反省
早くも続編書いてる自分に嫌気がさす←
ニコ動でマイリスに入れてる動画の1つです。
小説の一部一部、この歌詞が入っています。
あ、ちなみに勿忘草の写真下の方にのせましたv
勿忘草は、自分が一番好きな花です。
感想、文句、バンバンお待ちしてます!
が、悠葵は小心者のため、中傷的な言葉は少なめに願います!!泣いちゃう←
あと、晋助と辰馬の異名は自分で考えた物です。辰馬の異名はそら、とも読めますが、バカ、とも読めますw頭空(から)ですから、彼はw
辰馬の異名は、葵と観覧車の中で前のカップルの観察をしつつも考えた物です。(何やってたかって?キスしろよぉぉぉぉ!みたいな、そんなオーラを送ってました←だってほら、総悟がいつの日か言ってたじゃないですか。観覧車はちゅーするために作ったって。じゃぁ、俺等は何なんだ、みたいな←w
空ってつけたいね、って言ってて…。
ほら、辰馬は空へ行ったじゃないですか。だから、空って付けて、バカって読めるようにするのもいいよね、って。ので〜〜の空、と付けたかった訳なんですよ。

勿忘草勿忘草2


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